横須賀市の課題
環境
30by30、自然共生サイト(OECM)の促進
概要
解決したい課題/市民サービス・市の魅力の向上
・陸と海の30%以上を2030年までに保全する政府目標「30by30」達成に向けて、環境省が認定する「自然共生サイト」(詳しくはその他参照)への登録を増やすことが求められております。
・市としても「30by30」の取組に賛同しておりますが、市の取組だけでなく、広く民間事業者の皆様にも協力を仰ぎ、市内の自然共生サイトの登録を増やしたいと考えております。
実現したい未来
・ 横須賀の自然から得られる恵みを取り戻し、より享受できるようにしたい。
・ あわせて、温暖化対策などの気候変動問題に貢献したい。
期待する解決策(手段)の例
・各企業が、保有する水源の森、ビオトープ、里地里山、森林施業地、企業敷地や都市の緑地、研究や環境教育の森林、河川敷などで生物多様性保全が図られている場所を自然共生サイトに申請する。
得られるメリット
・環境保全への貢献による企業のイメージアップ。
・環境省において、生物多様性TNFD(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures 自然関連財務情報タスクフォース)等の申請者にとってのメリットを検討中。
・申請書作成時に、市からの支援が可能。
その他
・本市は、平成25年度から里山的環境保全・活用事業を継続して行っており、 市内の都市公園で里山を復活させています。
・本市は、30by30アライアンスに賛同しています。また都市公園を自然共生サイトに申請し、令和5年10月に認定されました。
※各企業も右記URLから申請が可能です。 (https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/kyousei/)
※本市の30by30への取り組み (https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/5555/mijikanasizen/30by30torikumi.html)
<30by30にかかる経緯>
・開発や気候変動等により、生物の住む場所が減少し、今まで以上のスピードで多くの生物が絶滅の危険にさらされています。
・生物多様性保全のため、日本は2021年のG7サミットで、陸と海の30%以上を2030年までに保全する目標「30by30」を約束しました。
・30by30目標達成のために、環境省が既存の保護地域以外の生物多様性に貢献している場所を「自然共生サイト」として認定し、OECMの国際データベースに登録する取り組みを行っています。