横須賀市の課題

都市基盤・ まちづくり

適正に管理されていない空き家の減少

担当部課:都市部まちなみ景観課
#空き家対策

概要
適切に管理されていない空き家を減らし、良好な住環境の維持を目指します。
解決したい課題/市民サービス・市の魅力の向上

・空き家の管理は所有者の責任において行うこととなっていますが、遠方居住や高齢などの理由により、自ら管理を行うことができず、適切に管理されていない空き家が発生しており、空き家周辺の住環境に悪影響が生じています。

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実現したい未来

・樹木の剪定、雑草の刈り取り等が適切に行われることで、空き家周辺の住環境が良好に保たれる。
・空き家所有者・管理者が遠方に居住している等の事情があっても、空き家の状況が把握でき、適切に管理がされる。

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期待する解決策(手段)の例

・空き家の所有者・管理者が利用可能な、空き家の適切な管理につながる製品やサービス
・空き家の所有者・管理者に対する意識啓発(情報発信)

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得られるメリット

・「横須賀応援ふるさと納税」返礼品の登録を検討します。
・空き家は全国的な課題となっているため、効果的な製品やサービスは全国展開できる可能性があります。

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その他

直近の「住宅・土地統計調査」は2018 年(平成30 年)に行われ、この調査結果によれば、一戸建ての空き家のうち、管理不全により、周辺住環境への影響が懸念されるその他の住宅(腐朽・破損あり)は、2,280 戸となっています。
この「その他の住宅(腐朽・破損あり)」が総住宅数に占める割合(空き家率)は約1.2%で「83 軒に1軒が老朽空き家」ということになります。
※建物の倒壊などで住宅としての機能が完全に失われている「廃屋」はカウントしていない。
1988 年(昭和63 年)以降の30 年間の調査結果の推移を見ると、空き家数、空き家率(総住宅数に占める空き家の割合)は長期的には増加傾向となっています。
国や県、近隣の自治体と本市の空き家率を比較すると、総住宅に占める空き家の割合は、国・県平均を上回る数値となっています。
市に寄せられた空き家等の通報状況については、空家等対策の推進に関する特別措置法の施行(平成27 年度)以降、全体的に微増傾向にあります。
特に令和元年度は、三浦半島に大きな被害を出した台風15 号・19 号による空き家等の部材の飛散などが相次ぐなど、台風被害は通報件数に大きな影響を及ぼしています。

令和4年度中に寄せられた通報を分類すると、「草木の繁茂・越境」が半数近くを占めています。

空き家の樹木の剪定や雑草の刈り取りサービスが多くの空き家所有者に利用されることは、周辺環境の改善に大きく寄与するものと考えています。

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